実は日本の中古車は東南アジアなどの海外でとても人気です。
そのため、国内で値段がつかないような古い車種、動かない車であっても、海外の市場に出せば流通価値が生まれる場合があります。
もし海外に輸出するのであれば、日本で車検を取る必要はありません。
全く走らない状態であっても、しっかり買い手がつきます。
このように、一般の人が見れば全く価値のない車であっても、場所が変われば価値がつく事もあります。
事故車や動かない車を売る場合に注意するポイントとしては、廃車の場合は抹消登録、輸出の場合は輸出抹消登録の手続きが行われているかを確認することです。
もしこの手続きがされていない場合、自動車税の納税通知などが送られてきてしまいます。
まだ車両が使われていると判断されるためです。
ですから、抹消登録は確実に行い、業者が代わりに行った場合はしっかり後で確認することが重要です。
また、車を廃車にした場合、自動車税の他に重量税や自賠責保険料も還付の対象です。
税金や保険の残存期間により、払い戻しが受けられる場合があります。
車の輸出を行う際の解体作業は国内では行われません。
そのため、車にかかったリサイクル料金も返還されます。
事故車や不動車を修理して使う際の手続きは、一般の車とあまり変わりませんが、廃車にする時には抹消登録の確認と還付金に注意しましょう。 「お役立ち」
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